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衛藤せいいち先生は、衆議院議員在職中から、戦後教育の負の遺産に真っ向から立ち向かってきた方であると敬服しています。
終戦50年に際して巻き起こった「反省と謝罪の国会決議」反対運動、自虐的歴史教科書の是正、違法な組合活動の告発、そして教育基本法の改正運動と、その先頭に常に衛藤先生の姿がありました。
衛藤先生が議員会館の各議員事務所を一軒一軒訪問され、活動への賛同を同僚議員に働きかけていた姿が印象的です。
平成18年には新しい教育基本法の改正が実現しました。その後、改訂学習指導要領とそれに基づく教科書の編集、教育振興基本計画の推進、全国学力調査の継続実施など、新法に基づく教育改革が国と地方で取り組まれています。
政権交代により、国の教育政策は大きく揺れ動き、各地で混乱や矛盾が生じるようになりました。
再び新教育基本法を原点とする教育改革が取り組まれるよう、衛藤せいいち先生の活躍を期待しています。

日本の教育改革有識者懇談会(民間教育臨調)研究委員
村主 真人さん