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ある日の会合で、「えとう先生のことが、大好きなんです」と、大声で発してしまいました。ストレートすぎましたが、自分の周りにいるメンバーの多くが同じ想いです。
大好きな理由はたくさんあります。本当に、障害のある方々との距離感がいいのです。一緒にいて、違和感を感じさせない、あたたかさがあるのです。
ある地方に行かれた時、知的障害の方のグループホームで、親御さんが亡くなったから、という理由で70歳を過ぎてはじめて施設を出て街に暮らすことになったという女性が、えとう先生からの問いかけに、「ここがいい、みんなから羨ましがられるし」と自信たっぷりに答えてくれました。えとう先生は、その女性の笑顔に引き込まれると同時に、障害福祉の現状を悟られるのですが、憤りと悲しさからか、目頭を押さえておられました。
一緒に怒ってくださり、一緒に泣いてくださる。そして、それらをパワーに変えて、行動し制度をつくり、誰もが暮らしやすい街をつくる。それが、えとう先生なのです。
えとう先生、大好き、という仲間を、一緒に増やしていきましょう。

社会福祉法人 ゆうかり 副理事長
水流 源彦さん